WordPress 向け

WordPress の AIエージェント対応ガイド

国内最多シェアの CMS。Yoast / Rank Math / All in One SEO 等の SEO プラグインと併用する前提で、AIエージェント対応のために何を足し、何を消すかをまとめます。

国内 CMS シェア 1 位 (推定 60% 超)。プラグインで挙動が大きく変わるため、テーマ直接編集よりも functions.php + フィルタフックで調整するのが安全です。

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llms.txt の配置と「先頭コメント」の除去

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WordPress の All in One SEO プラグインは `/llms.txt` を自動生成しますが、先頭に `<!-- Generated by All in One SEO ... -->` のようなコメントが入り、L2 (H1 不在) が fail します。対処は (1) プラグイン管理画面の SEO Tools → AI コンテンツ最適化で出力を OFF にし、(2) `public_html/llms.txt` を手書きの内容で置く、または (3) functions.php に `add_filter('aioseo_llms_text', function($t){ return preg_replace('/^<!--.*?-->\n?/s', '', $t); });` を追加して先頭コメントを剥がします。Yoast / Rank Math は llms.txt を出さないため、その場合は YomuScore のジェネレーターで雛形を作り、サーバルートに静的ファイルで配置するのが最短です。

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sitemap.xml の lastmod を付ける

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WordPress 本体の sitemap.xml は `<lastmod>` を出力しないため、Yoast SEO もしくは Rank Math を有効化すると自動で付与されます。両方とも入っていない場合は XML Sitemap Generator for Google プラグインで代用可能。サイトマップ自体は WP コアでも出ますが、AIエージェントの再訪頻度判定に効くのは `<lastmod>` 付きの版です。

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sitemap.md を追加する (人間と AI の両方が読める版)

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WordPress 標準にはありません。YomuScore のジェネレーターで生成し、`public_html/sitemap.md` に静的ファイルで配置するのが最短経路。プラグインで動的生成したい場合は、テーマの functions.php に下記のような rewrite ルールを追加してカテゴリ別の WP_Query 結果を返す REST 風の route を用意します。雛形は YomuScore のドキュメント参照。

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JSON-LD 構造化データの埋め込み

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Yoast SEO / Rank Math はトップページに Organization / WebSite スキーマを自動出力しますが、`dateModified` と BreadcrumbList が抜けがちです。Yoast の場合は SEO → スキーマ設定で「組織」を選択 + サイト全体設定で組織名・ロゴを埋める。Rank Math は タイトル設定 → ホーム → スキーマで Organization を選択し、`sameAs` (SNS の URL) を必ず3つ以上入れる。手動でやる場合は `<head>` 内に `<script type="application/ld+json">` を追加するか、functions.php の wp_head フックで Organization の最小 JSON-LD を流し込みます。

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ページの Markdown 版 (.md ミラー) を返す

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WordPress 標準にはありません。実装は (1) 全ページの Markdown 版を都度生成する重量級アプローチか、(2) トップ・主要固定ページだけ手動で `public_html/index.md` / `public_html/about.md` を置く軽量アプローチの2択。後者なら HTML 側の `<head>` に `<link rel="alternate" type="text/markdown" href="/index.md">` を入れるだけで P17 は pass します。Caddy / Nginx 側で `Accept: text/markdown` のときに `.md` を返す content negotiation を組めば P19 も pass します。

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robots.txt で GPTBot / ClaudeBot / CCBot を許可

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WordPress 本体は仮想 robots.txt を出力していますが、AI ボットを明示的に Allow しているわけではありません。`public_html/robots.txt` を物理ファイルで置くか (推奨)、Yoast の File Editor から編集します。最低限 `User-agent: GPTBot\nAllow: /` / `User-agent: ClaudeBot\nAllow: /` / `User-agent: CCBot\nAllow: /` / `User-agent: Google-Extended\nAllow: /` を追加してください。

まずは現状スコアを把握する

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